どうもfumiyaです!
前回は、日米のヒーローの違いについてお伝えしました。
前回の記事をまだ見てない方はこちらをご覧ください。
では、なぜ日米でヒーローが異なるのかを今回お伝えしていこうと思います!
アメリカでは、「民間人(のお金持ち)が悪を倒す」というヒーロー像があるのに対して
日本は、あくまでも「公務員が悪を倒す」というヒーロー像がある。
なぜこのように違いが生まれてくるのでしょうか。
その根本原因であるのは、日本人の誰もが共感を覚える「清貧の思想」という考え方です
この「清貧の思想」は以前に記事で少しお伝えしましたが、重要なので再度お伝えします。
清く、貧しく、美しく

清貧の思想は広辞苑によると、「行いが清らかで私欲がなく、そのために貧しく暮らしていこと」
この清貧という言葉が日本に広く知れ渡たのは、中野孝次氏の著書「清貧の思想」が
ベストセラーになったことが大きいでしょうが、もともと日本人の多くが、美徳とする考え方です。
中野氏は、西行や吉田兼好、松尾芭蕉といった過去の偉人たちの生き方や言葉を
引用しながら「清く、貧しく、美しく」生きる日本人の素晴らしさを紹介しています。
ただ、貧しくといっても、理想的な生き方を実現するために自らが積極的に受け入れた
貧しさであり、心の貧しさではありません。
お金や物を貪らない生き方、物質的な豊かさを捨て去った生き方は
美しいですし、素敵な価値観だと思います。

しかし、この「清貧の思想」は本来の思想とはかけ離れた解釈で日本人に根付いてしまいました。
「理念に生きるために、あえて豊かな生活を拒否する」という思想が
「豊かになるためには、理念を捨てて汚れなければならない」という考え方に
変わってしまったのです。
それが「豊かになることは、汚れることだ」となり、「お金持ち=悪」という考え方になったのでしょう。
お金持ちが悪を倒すどころか、倒される対象になってしまっているのです。
そういった、日本人の思想や考え方が、ヒーローにも映し出されているのではないでしょうか
そういったところから日米ヒーローの違いは出てきているのではないでしょうか。
マジで日本は終わってんなぁ…って感じですね。
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